アトリエができるまで



アトリエが出来るまでをchielのブログより少し詳しく書いてみようかなーと思って
アトリエ作りだけのブログを作りました。

いつか自分のお店を持ちたい!と何年もずっと思い続けてやっとその第一歩を踏み出す事になりました。

どうしてお店が欲しいって思ったか…ここ重要。
ずいぶん昔だけどこの日記はそこからスタートかなぁっと思って昔話させて頂きます。

モノを買うのって、必要性や合理性だけではないと私は思っています。
記念であったり、決意の証しだったり、ご褒美だったり、店の空間と交わす会話を楽しんだり…
そういうことも含まれてると思う。

そう思うようになったのはあるお店とそのオーナーと出会ってでした。
小さなアンティークショップで老紳士がオーナーをしていて
何度も何度も店の前まで来るのだけど、
自分がこの店にふさわしい客でないような気分になって遠くから見てるだけだった。
意を決して入った日は、好きな人に告白する前みたいにドキドキした。

がちがちに緊張してた私にオーナーは「コーヒーでもいかがですか?」
と椅子を用意してくれてアンティークの商品の由来や歴史をたくさん話してくれた。
その実物を手に取って、古びた本を出して来てくれて一つ一つ説明してくれた。

アクセサリーを作りたい事なんかまでついつい話して、
「ここはそういう人がよく来るんですよ。資料がたくさんありますからね。
あなたも頑張って下さいね。」と言って頂いた。
それはもう、ほんとに感動して、ぽーっとなってしまった。
アクセサリーでご飯を食べていけるようになったらこの店で
記念にご褒美を買おうと思った。
その後間もなく会社を辞めてアクセサリーを作る道に入っちゃいました。

その店は私にとって、ターニングポイントでいつかあんなお店を持ちたい、
あんな空間と時間の流れを作ってみたい…そこに自分の作ったモノを置いてみたいって思うようになった。

小さな店なのに雰囲気にのまれてしまう。
お客であっても貫禄に負けて入れない…。
で、頑張って入ってみたらすっごい優しくて温かい接客。

これ!!!!!って思った。

それがしたくて店を作る。
これがアトリエゲットの理由。

ってことで目指す理想のアトリエ兼お店作りスタートです。

昔話と理想論はこれでおしまい。
次回からは、ほんとに作っていく、ひぃひぃしてる状態を書いていきます。
ほんと、理想と現実の差は激しい…。


chielの普段のブログもアトリエのこと、書いてます。
こちらもどうぞ。

2009/4/21 和室解体

まず玄関を入ったすぐの和室の解体。
入ってすぐに土間とお風呂、押入と物置のついた和室があります。

↑これ現状見取り図。

グリーンの部分が工場になる予定。押入も物置も和室全体&風呂撤去です。
玄関左にトイレ、玄関入ってすぐにお店へと繋がる廊下を作る予定です。


工場と廊下の間仕切りになる壁は現在洋間2つの間仕切りとして使われている引き戸を使うつもり。


↑ここ、トイレ予定地。
うちは下水が整っていないのでなんと…汲取。泣きそうになった。
でも今は汲取でも水洗に見えるような仕様になっているらしくカタログを見せてもらってホッとした。

撤去した後。


↑和室です。天井も少し低め、大きな木の引き戸が押入と廊下の間仕切りになっています。

和室の天井をめくると廊下と同じ板の天井が出て来た。
嬉しい発見。それに隠れてたから綺麗に残っていた。



↑和室の障子。友人ママ曰く細かい格子の障子は良いモノらしく、残しときね。だって。なので居残り決定。


和室の左手にガラス戸のついた押入がある。
ガラスにちょっとレトロな模様が入っていてかなり好み。
このガラス戸も居残り決定。


撤去前のお風呂。
何故か玄関入ってすぐにある。後から作ったんでしょう。


タイルがかわいい。お風呂のガラス戸もかわいかったので居残り組です。


60年前にシャワー付きの家??
でも浴槽は木です。アンバランスな…。


撤去後のお風呂の壁。外壁に面した部分だけ残してもらうように大工さんに頼みました。


最終、壁として使うかどうかは未定。
シャワーのついた壁ってのも変でおもしろいかも…。


和室、風呂の壁や天井を撤去した後。
この二つだけでも4tトラックに何杯ものゴミが出た。
しかも解体当日は雨。

「雨降って地固まる」やから縁起いいよーって…言われたけど。
午後になってそんなどころでない雨の振り方。
「固まるどころか…流れ出るーー。」

階段ばかりの金沢邸。
のゴミ、ゴミ、ゴミ。

仕事だから当たり前なんだけど、大工さん達に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
それ以上にありがとうっっっっっって思わずにいれなかった。



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和室&キッチン&お風呂→工場


↑これ現状見取り図。


↑完成予想図。

元和室です。

天井が低くて床を上げているのでちょっと圧迫感があった。

元の天井出現!

元の天井は廊下と同じ高さでした。破ってみたら出て来た!

板の隙間は元壁が会った場所。

新しい木をつけて塞いでもらいました。



元お風呂場は何故か玄関入ってすぐにある。

タイル張りのレトロなお風呂。なんと浴槽が木!なのにシャワーはついてる…?

とっちゃいました。壁は一面だけ残してみた。
 解体したタイルはもちろん残した。

玄関右手のよくわからないスペース。



玄関口にはおトイレ設置予定。

トイレ完成〜。

壁も何にもありません。
床の仕様も壁もなーにも決まってないので、むき出し。

元キッチン。

左手に勝手口があるんだけど、使っていなかったのかベニヤで塞がれてます。
タイル張りのそーとー年季入ったキッチンでした。


全部とっちゃいました。
ここは工場になる予定の場所なので土間打ちですっきり。
ボードだけを貼ってもらって後は自分でやります。


ベニヤで隠れていたドアが復活。ふーん、緑色だったんだ。
塞ぐかどうかは機械の配置によるけど、出来たら出入り口として生かしたいな。
もちろんドアはボロボロなので替える予定。

軍曹が近所のステンレス屋さんから流し台をgetしてきてくれた。
外においてあったから錆びてる…。
磨こ。


和室、お風呂、押入、キッチンをぶち抜くとこんな感じ。
コンクリートを塗った後。
ここが工場&キッチン予定。
結構広く感じるけど機械をいれたらパンパンになりそう。



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トイレ→お風呂

トイレからお風呂へ



かーなーりボロボロ。

こら、あかんわ。
で、元トイレを今度はお風呂にします。


とりあえず、撤去です。屋根から天井まで全て腐ってました(汗っ)。


浴槽を入れる準備。コンクリートをはります。

で、ユニットを取り付けて。


完成〜。


入ってみる。



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居住区→居住区

居住区予定地。

日当りが一番悪いから部屋の土壁もボロボロ。今にもくずれそう。



ボロボロ壁を全部とってもらいました。


壁はこのままで引き渡してもらいます。
中に断熱材をいれたりするらしいので。


天井の上は梁がいっぱいありました。


今の天井も床も窓も全部やりなおさないとこの部屋には住めない…。
あまりにせまいので隣の洋間にあった押入半分まで広くするつもり。

基礎工事が終われば次にとりかかるのはここから…。










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